初学者あれ!相場の時間が1時間ズレてるみたいなんだけど、これなに?



それはサマータイムというやつだな
みなさん、おはこんばんにちは。トレーダー歴10年のそば王だ。
海外には、夏時間(サマータイム)という概念がある。サマータイムに切り替わることで 取引時間・指標発表・ボラティリティのピークが急に1時間ズレるわけだ。
そこでこの記事では、2025-2026年の冬時間・夏時間の開始日や各国市場の取引時間、日本時間でどう変わるのか、そしてサマータイムで失敗しないための7つの注意点を、はじめての人でも理解できるように整理して解説しよう。
2025-2026年の夏時間(サマータイム)一覧
| 地域 | 2026年の夏時間開始 | 2026年の夏時間終了 |
|---|---|---|
| アメリカ・カナダ | 2026年3月8日 | 2026年11月1日 |
| ヨーロッパ | 2026年3月29日 | 2026年10月25日 |
| オーストラリア | 2025年10月5日 | 2026年4月5日 |
| ニュージーランド | 2025年9月28日 | 2026年4月5日 |
南半球では、季節の変化が北半球と逆であるため、サマータイムの期間も異なる。オーストラリアやニュージーランドでは、通常日本の季節でいう秋から春にかけてサマータイムが実施されるわけだ。
サマータイムって何?
サマータイムが開始すると、相場の動き出しが1時間早くなる。
サマータイムを導入していない日本との時差の広がりでチャートにも少しばかりは影響も出てくる。
チャートを見るうえで、時間の感覚は重要だ。縦軸ばかりに注目しがちだが、横軸の意識も当然チャートには存在する。今回はこの時間感覚の違いをまとめたので紹介したい。
これを読めば「世界は一体いま何時なのか」「どんなイベントが起きているのか」という”時間”の意識が身につくに違いない。
1. 月曜日が朝6時から始まる
冬時間(標準時):朝7時からトレードが出来る
夏時間:朝6時からトレードが出来るようになる
FXは24時間トレードが出来るから一日の境界線は曖昧だが、土日明けの月曜日のトレード開始時間にはこれが影響してくる。しかし、早朝はスプレッドが広がりやすい。元々ボラティリティが小さい早朝にスプレッドが4pipsも5pipsもあっては期待値の高いトレードは出来やしない。1時間ほどすればスプレッドも落ち着くから、夏時間は7時頃から、冬時間は8時頃から、為替が触れるようになる、と覚えておくと良いだろう。
ちなみに、月曜朝のチャートが動く時間(取引開始時間)というのは、トレード口座の会社が決めているので、会社によっては朝3時から取引できるところもあるっちゃある。だが、一般的なFX会社で口座を持っていれば標準時で朝7時開始が多いだろう。
また、日足は世界中のトレーダーが見ているといわれるメジャーなローソク足である。夏時間は冬より1時間早く日足が確定するので、1時間早く起きて今日1日の戦略を立ててみるのも良いだろう。
2. ロンドン時間が16時から始まる
冬時間(標準時):17時からロンドン時間が始まる
夏時間:16時からロンドン時間が始まるようになる
欧州と米国はともにサマータイム適用なので時間差は広がらないが、サマータイム適用がない日本と適用中の欧州で開場の時間差が変化する。チャートが動き出しやすい時間帯なのでロンドン開始の1時間ほど前からチャートを確認しておきたい。
ちなみに、ユーロドルやポンドドルはこの時間は往復ビンタを食らいやすいので順張りより逆張りが有効になることが多い。
3. ニューヨーク時間が22時から始まる
冬時間(標準時):CME取引所が23時から始まる
夏時間:CME取引所が22時から始まるようになる
CME取引所とは、アメリカ合衆国シカゴにある商品先物取引所及び金融先物取引所であるシカゴ・マーカンタイル取引所のことだ。日本で言うところの東京証券取引所に近い。
このニューヨーク時間は世界中の取引量が一番多くなる時間だからボラティリティも増える。高値ブレイクや安値ブレイクが起こりやすいのもこの時間だ。
4. オプションカットが23時になる
冬時間(標準時):オプションカットが0時に行われる
夏時間:オプションカットが23時に行われるようになる
オプション取引の執行期限にあたる日とその前日頃からはオプションレートが意識される。
ドル円107.50円にその日期限のオプションカット(大きめ)がある場合、オプションカットまでこのレートを挟んでレンジになりやすくカットタイム後にトレンドが出ることがある。
もちろん毎回のオプションカットで機能するわけではなく、ファンダメンタルズ分析的に他の材料不足であることが前提となる。
5.ロンドンフィキシングが0時になる
冬時間(標準時):ロンドンFIXが1時に行われる
夏時間:ロンドンFIXが0時に行われるようになる
ロンドンフィキシングとはロンドンでの対顧客向けレートが決定される時間だ。日本で言うところの「仲値」がこれにあたる。この時間は全世界から大容量の取引が集中する時間だ。15分~30分で10pips~20pips動くことも珍しくない。スキャルピングをするならこの時間が最も効率が良い。
この時間はレンジになりやすいので逆張りが有効だ。
6.指標発表が1時間早くなる
指標発表によるチャートの動きはノイズになりやすい。
テクニカル派の筆者から言えば、指標発表時のヒゲもチャートの形が”最低限壊さないようなところ”までしか伸びないのではあるが、なんせ最低限なので、20pipsくらいなら簡単にヒゲを付けたりする。短期でトレードしている人にとってはこれが命取りになることも多い。
特に大きな指標発表前はチャートのボラティリティも小さくなりがちなので、一日の指標発表時間は確認しておいて、指標発表が終わってからトレードする方が良いだろう。
指標発表カレンダーの確認に筆者が使っているのはこのサイトだ。
あまりに有名すぎるサイトだが、やはり使いやすい。
7. ただし、MT4の表記はそのまま
日本の標準時がGMT+9なので、XMのサーバ時間(GMT+2)とは7時間の時差がある。
サマータイム中でもサーバの時間表記が変わらないので、一日の始まりはMT4には0:00と書いてある。
これを日本時間に変換するときに、冬時間は +6 時間すれば良いが、夏時間は +7 時間する必要がある。
まとめ
人間が相場を動かしている以上、その人間の活動時間が変わるということは相場に何らかの影響をかならず与える。
朝1時間早く起きた日を思い浮かべてほしい。
「まだ、昼か!」「今日は一日が長く感じる!」と小さな変化をあなたもきっと感じるはず。
世界中でこの変化が起きるわけだから相場にも当然、影響がある。
トレンドの発生には横軸、つまり時間が関係していることも多いので今日から要チェックだ!

