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マルチタイムフレーム分析の正解は「2つの時間足」を見るだけ!勝率を上げるコツ【図解】

初学者

先生、どの時間足を見てトレードすればいいのでしょうか?

そば王

長期足と短期足、どっちかではない。どちらも見るのだ!

みなさん、おはこんばんにちは。トレーダー歴10年のそば王だ。

マルチタイムフレーム分析は複数の時間足を組み合わせてチャートを読む、FXトレードの基本にしてもっとも重要なテクニックである。

しかし、調べてみると「長期足を重視しろ」「短期足を重視しろ」などブログによって書いてある内容が違ったりして、結局どのようにするのが正解か悩んでいる読者も多いのではないだろうか。

一般的に「マルチタイムフレーム分析は3つの時間足を見ろ」と言われるが、私は「初心者は2つで十分」と断言する。なぜなら、情報量が多すぎると逆に負けるからだ。

この記事では、筆者が実践して最も効果があった決定版とも言える「2つの時間足だけを見るシンプルなマルチタイムフレーム分析」を解説する。


目次

マルチタイムフレーム分析で理解すべき3つの時間軸

一般的にマルチタイムフレーム分析で使う時間軸として「長期足チャート」「中期足チャート」「短期足チャート」の3つが存在する。

まずは、基礎が重要。3つの時間足チャートについて解説しよう。

長期足チャート(スイングチャート)

これは月足、週足チャートのことだが、大局的なトレンドやサポート・レジスタンスラインを確認するのに適している。マルチタイムフレーム分析は真っ先に開くのは、こうした長期チャートである。週足と月足はどちらが良いなどはない。どちらも見て、長期のトレンドを判断する。

中期足チャート(4時間チャート、日足チャート)

4時間足や日足などの中期チャートは1週間~2週間程度のトレンドを把握するのに適している。長期足チャートよりも詳細な情報を提供してくれる。長期チャートで重要なレジサポラインを引いて、そのラインに当たっていないことを確認したら、この中期チャートを見てほしい。

短期足チャート(1時間チャート、15分チャート、5分チャートなど)

短期チャートはいよいよエントリーポイントを捉えるために使用する。正直、中期チャートまで正しく読めていたら短期チャートを使わなくても勝てるのだが、さらに根拠を重ねたいときや、ピンポイントでエントリーや損切をしたいときに使う。

マルチタイムフレーム分析は見るポイントを絞らないと勝てない

マルチタイムフレーム分析は上位時間足から下位時間足まで総合的に見ていくため情報量は単純に2倍、3倍になる。

しかも各時間足で「上っぽい」と「下っぽい」が混在していることがほとんどだ。

上位時間足のトレンドが上だから強いのかな…

でも3つ見たら残り2つは下っぽいし多数決的には下のほうが勝てる可能性高そうだし…

初心者がマルチタイムフレーム分析するとこうなるので要注意。

情報量が多いことは必ずしも正解ではない。むしろ、FXにおいてはトレードを迷わせる。

そこで、長期足・中期足・短期足の3つで分析するマルチタイムフレーム分析を勧めるブログは多いが、敢えて(情報量を減らすために)2つの時間足だけ使ってマルチタイムフレーム分析するシンプルな方法を伝授しよう。

慣れた人は3つ、4つと時間軸を増やせばいい。

まずは2つからやってみよう、という気持ちで読んでいただきたい。


長期足チャートをスイング(波)として捉える

そば王

スイングトレード(~数ヶ月保有するトレード)とは意味が違うことに注意!

スイングとは一方向にトレンドが出ている小さな波のかたまりのこと。

実は、チャートはスイングの繰り返し、と見ることが出来る。

ワンスイングを取るのか、ツースイングを取るのか、でトレード戦略は全然違う。

どのスイングを取りに行っているのかはっきりと意識しておかなければいけない。

しかし初心者は、これが意識出来ていないことが多い。

基本的にはワンスイングを取りに行く、これを覚えておくと良い。

ツースイングまでになると予想の精度が落ちる。


ラインを引くときには、なるべく水平線を使うこと

トレンドライン(斜めに引くラインのこと)は引き方によって微妙な誤差が出る。

時間足が長いほど、この誤差は拡大して数十pipsになることもある。

その点、長い時間足でもまったく誤差の出ない水平線は長期足チャートを使った分析と相性が良いのでオススメだ。

では、マルチタイムフレーム分析を使ってトレードの成功率を上げる基本的な考え方を紹介しよう。

とはいえ、初心者にとって、3つの時間足で上記のことをやるのは容易ではない。

そこで、長期足・中期足・短期足の3つで分析するMTF分析を勧めるブログは多いが敢えて(情報量を減らすために)2つの足だけ使って分析する方法を伝授しよう。

慣れた人は3つ、4つと時間軸を増やせばいい。

まずは2つからやってみよう、という気持ちで読んでいただきたい。


マルチタイムフレーム分析を使ってトレードの成功率を上げる方法

結論、トレードの成功率を上げる方法は「トレンドを判断すること」と「レジサポラインを正しく引くこと」である。

以下に、マルチタイムフレーム分析を使ってトレードの成功率を上げる2つの方法について説明する。

まずは長期足チャートでトレンドか、レンジか確認する

まずは長期足チャートでトレンド相場なのか、レンジ相場なのかを確認する。

上の画像は上昇トレンドの図である。(前回安値と高値を切り上げているから)

例えば、長期的なトレンドが上昇傾向にある場合、短期足チャートで下落していても、それは一時的な反発だと判断できる。つまり、長期足チャートが上昇トレンドだと判断すれば、短期足は「押し目買い」を判断するためだけに使えばよい。

長期足は、どれを使えば正解、というものはない。

チャートは過去の蓄積なので、一枚の画面にレジサポライン(重要な高値や安値)がちゃんと入ればいい。

1時間足を使っても一画面に収まるくらい大きな画面を使っているのであれば、それでまったく問題はない。

マルチタイムフレーム分析を間違って理解している初心者は、どの時間足を使えばいいのか、というほうに意識が向くだろうが、「レジサポライン(重要な高値や安値)が一画面に収まる足を使う」が正解だ。

スマホでチャート画面を見ていれば、週足くらい見たほうが良いし、PCの画面なら4時間足か日足で十分だ。

次にサポートラインとレジスタンスラインを特定する

サポートラインというのは、下値を支えるラインのことで、レジスタンスラインというのは上値を抑え込むラインのことだが、多くの場合で、サポートラインはレジスタンスラインにもなるので、併せて「レジサポライン」と呼ぶ。

上の画像はレジサポラインが引いた画像だが、5分足でレジサポラインを引いたとしたら一画面だけでも結構な本数が引かれてしまう。5分足レベルだとレジサポラインは効きづらく、別の分析手法も用いないと判断が難しいため、レジサポラインは基本的には長期足チャートで引くものだ。

こうすれば、より高い確率でトレンド反転やトレンド継続のポイントを判断できる。

さらにトレンドやレジサポラインについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参照して頂きたい。

それでは具体的に

長期足でどのようにレジサポラインを見つければよいか、短期足でエントリーポイントはどこなのか、

ということについて書いていきたい。


長期足チャートで見るべき4つのポイント

長期足でレジサポラインを見つけるために、見るべきポイントは以下の4つだ。

  1. 親波を探す
  2. 今、ダブルトップ・ダブルボトムになっていないか
  3. 今、親波のフィボナッチの反転比率上にいないか
  4. 今、親波のヒゲゾーンにいないか

長期足を分析するポイントはまず、親波を探すことだ。

親波とは今のレートを内包する高値と安値を持つ波のことであり、上記の緑の波になる。


そして、その親波に「フィボナッチリトレースメント」を当てる。フィボナッチリトレースメントでは、23.6%。38.2%、50%、61.8%、76.8%、88.6%のラインがレジサポラインになる可能性が高い。

そば王

今この価格はまさに反発が起きやすい位置

図のローソク足はダブルボトムやダブルトップにはなっていないがフィボ38.2%を下抜けた足であり、かつローソク足のヒゲ安値が親波のヒゲゾーンに被っている。

その後のチャートは23.6%まで戻りをつけてからの下落となった。

このように38.2%に差し掛かった足は一旦の反発になりやすく、その反発先は一つ上のフィボナッチ比率だ。(50%まで落ちたチャートの場合は38.2%まで戻りやすいし、61.8%まで落ちたチャートの場合は50%まで戻りやすい)

こうした大局勘を養うのが長期足を見る目的である。では次に、短期足を分析しよう。


短期足で見るべきポイント

短期足で見るべきポイントは以下の2つに分けられる。

1.ラス押しはどこか

2.短期移動平均線との乖離はないか

例えば、こんなチャートを見てみよう。ドル円15分足である。

そば王

ここにも親波と子波の概念が存在する。

そば王

緑が親波のラス押し、赤が子波のラス押しだ。ラス押しを2つ意識することがポイント。

そば王

短期ラス押しの少し上に損切を置いて、親波の次の抵抗ゾーンまでショート。

ラス押しは割れる、という予想の元(←これは上位時間足の分析の役目)のトレードだ。

※ちなみにこのチャートより少し前の時点なら親波のラス押しぴったりだったので、ロングが有利になる。その場合の利確は短期ラス押しより下にすべき。

その後のチャートはこうなった。

損切を短期ラス押しの上にしておけば狩られる可能性がグンと下がるのでおすすめ。

以上が筆者がこれまで研究してきた中で最もシンプルなマルチタイムフレーム分析のやりかたである。見るべきポイントを絞れば、あとはトレンド方向の感覚を養うだけなのでこれを元にトレード力を磨いていただきたい。

まとめ

この記事ではチャート分析におけるマルチタイムフレームについて紹介した。

  • マルチタイムフレーム分析は3種類の時間足のチャートを利用して市場のトレンドから、エントリーポイントまで分析する手法である
  • 初学者はまず、2つの時間足でマルチタイムフレーム分析をするのがおすすめだ
  • 初学者はトレンドラインは難しいので、水平線とフィボナッチリトレースメントだけ使うので十分

トレード精度向上のためにぜひ、マルチタイムフレームは使えるようになっておくとよいだろう。

もし、気になることや知りたいことがあれば、ぜひLINE公式アカウントでコメントを送ってほしい。

それでは、よいトレードライフを。

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この記事を書いた人

そば王のアバター そば王 トレーダー歴10年

かつては私も、複雑なインジケーターや聖杯探しに明け暮れ、資金を溶かす日々を送っていた。あふれるトレード情報に疲れた人へ、10年の経験で培った相場で本当に使えるシンプルなトレード理論を言語化している。 パソコンに張り付くスタイルを捨て、現在はスマホ1台で相場から利益を抜くことができる。 好きな食べ物は、もちろん蕎麦。

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