みなさん、おはこんばんにちは。トレーダー歴10年のそば王だ。
ダウ理論はもともと「株」の相場分析するための方法で、それをFX相場に応用されているが、株は基本的に、成長することが前提にあり、通貨ペアに成長という概念がないため、ダウ理論はそのままFXに応用するのは得策ではない。
つまり、ダウ理論の背景を理解して、FX相場に生かす方法を理解しなければトレードで勝つことはできない。
そこでこの記事では、ダウ理論についての初心者でも分かるように、説明していこうと思う。
そば王ダウ理論を知れば、トレンド反転が分かるようになる
ダウ理論はもともと「株」の相場分析するための方法
ダウ理論とは19世紀中頃から20世紀初頭のジャーナリストであるチャールズ・ダウによって名付けられた理論のことである。
ダウ理論の本来の用途としては株式の相場の分析をするために構築された理論であるが、FXの分析としても転用できる部分の多い理論のため、現在も多くのトレーダーからも利用されている。
このダウ理論には6つの基本原則がある。このダウ理論の基本原則をきちんと押さえることで、FXの値動き等の知識を身に付けることができる。
そこで次の項目ではダウ理論の6つの基本原則についてわかりやすく解説していきたいと思う。
ダウ理論の6つの法則と本質を解説
1.平均株価の変動は全ての事象を織り込む
これは、国の金融政策などといった経済的要因をはじめ、自然災害やテロなどといった環境要因なども平均株価の平均の変動の一部として含まれているという意味である。
つまり、経済的要因や環境要因などの情報が織り込まれているチャートをしっかりと注目して分析することで、チャートの未来を予測する事ができる。そしてこの考え方は、FXでチャート分析を大切にする根拠である。
2.トレンドには3種類ある
具体的に3種類とは長期トレンド、中期トレンド、短期トレンドの3つの種類がある。
長期トレンドは1年〜数年単位、中期トレンドは3週間〜3ヶ月単位、短期トレンドは3週間未満のトレンドを指す。
詳細の情報については次の章で詳しく説明する。
3.長期トレンドには3つの段階が存在する
具体的には、「先行期」「追随期」「利食い期」の3つの段階が存在する。
「先行期」
この期間は主に投資家が低価格で通貨を多く購入する時期である。それに伴って、市場全体に影響を与えて緩やかに上昇傾向になる。
しかし、この時点では少額で購入する投資家からすると今後の動きを読みにくく行動に起こす人が少ない。
「追随期」
この期間は株価市場の動向に合わせて変化が起きたことに察知した投資家が行動を起こす時期である。この影響で株価市場に大きな変化が見られる期間となる。
「利食い期」
この期間はメディアでも扱われるようになる。そして一般的な投資家をはじめ、初心者も参入する時期となる。
そしてこの時期に先行期で多くの株を購入していた投資家が利益確定をするため、上昇トレンドが終わり、下降するチャートへと変化していく。
4.平均は相互に確認されなければならない
これはより正確にチャートの分析の精度を高めるために銘柄を比較して考慮する必要がある。
工業関連の景気の流れが好調であるのであれば、それに関連して工業製品を運搬する際に必要となる鉄道系の景気も上昇傾向になると考えることができるということである。
以上の様に複数の事象を考慮することで、より正確にチャートの分析をする事ができる。
FXの場合は、1つの通貨に固執するのではなく、複数の通貨と比較して考慮することが必要不可欠である。
具体的にはドル円と相関関係にある通貨ペアチャートの確認をする必要がある。ドル円と相関関係にある通貨は難しいが、金価格が下がるとドル円はそれに反してドル円が上がる可能性がある。
相関関係がある通貨ペアチャートのみに目がいきがちではあるが、逆相関関係になる通貨ペアのチャートも確認する必要がある。
このように、1つの通貨のみならず、複数の通貨チャートにも注目をする事でより正確なチャートの分析をする事が可能である。
5.トレンドは出来高でも確認されなければならない
これはトレンドが生まれる時には出来高とリンクして大きくなる。
その一方で、出来高が伴っていない状態での上昇トレンドはトレンドとは言えない可能性がある。また、他の可能性としてトレンド転換の可能性もあるので注意が必要である。
6.トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
ダウ理論においてトレンド転換は明確なサインが出るまで継続される。
ダウ理論での転換シグナルとは「上昇トレンド中に押し安値を割る」あるいは「下降トレンド中に戻り高値を越える」こととされている。
基本的に繰り返して高値が更新されていく場合は上昇トレンドの継続、安値が更新されていく場合は下降トレンドの継続とみなすことができる。
トレンドには3つの段階が存在?1つずつわかりやすく説明
ダウ理論の2つ目の原則としてトレンドには3つの段階が存在することについて少し説明したが、この章では少し詳しく説明していく。
トレンドには「長期トレンド」「中期トレンド」「短期トレンド」の3つの段階が存在する。
そこで、自分がどのように利益を生み出していきたいのかの方針によってどのトレンドの時間軸に注目するかが変化する。
- ・長期トレンド
-
銘柄を数日から数週間単位で乗り換えたりすることによって利益を生み出したいと考えている人
- ・中期トレンド
-
同一の銘柄をその日のうちに売却したり翌日にポジションを持ち越したくないと考えている人
- ・短期トレンド
-
数分から数秒単位で利益を積み上げていきたいと考えている人
以上が3つのトレンドの解説となる。



ここで注意しなければならないのが、長期トレンドから短期トレンドの順番に沿ってトレンドを見ていく必要性があります!
理由としては、長期トレンドの中に中期トレンドが存在して、さらにその中に短期トレンドが存在するからだ。
自分がどのようなトレードスタイルであるのかに関わらず、自分がトレードする時間軸が一番の短期トレンドになる。
自分がトレードする時間軸のトレンドに固執するのではなく、1つ上のトレンド、さらにはその上のトレンドにも注目することが大切である。
ここで注意しなければならないのは、短期トレンドがアップトレンドだとしても、1つ上はダウントレンドの場合がある。
このような場合はダウントレンド内でのアップトレンドである。そのため、利確するポイントが通常よりも小さくなる。
以上のようなことを予測するために、1つ上のトレンドの動きにも注意を払わなければならない。
ちなみに、フラクタル構造とは数学的な意味では図形のどの部分を切り取っても同じ形になっている事である。
FXでダウ理論を使う手法の紹介
FXで実際にどの様にダウ理論を使っていくのかの具体的な手法ですが、その例としてトレンドを追いかける形でエントリーをすることである。
一番の理想系としてはダウ理論を利用してトレンドの起点となる場所を予測することが理想的であるが、先行期を過ぎた追随期になったとしてもそれに追いかける形でエントリーをすることができれば利益を生み出すことが可能である。
トレンドの起点だが、2点以上の安値を繋いで出来る線を結んで直線となった場合にトレンドの起点とみなす事ができる。
他の事例として調整期のトレンドにエントリーする際にダウ理論を使うといった手法も存在する。その際、トレンドで大きな変化がある時期に闇雲にエントリーをすることはお勧めできない。
そこで、長期トレンドではない短期中期のトレンドの際に見られる調整期を狙う。
このような調整の局面においてはトレンドに逆らった動きが見られる。
ここ時期にエントリーをすることで利益を生み出せることが見込める。
ダウ理論で波形の書き方について
ダウ理論を使っての波形の書き方だが、明確な基準が存在するわけではない。さらに踏み込んで言うと、捉える線を大きく捉えるかそれとも小さく捉えるかで波形の形が異なる。
そして波形の精度を高めるためには高値と安値の設定を行う必要性がある。さらに詳しく知りたい人は以下の関連記事にて詳しく解説していく。
ダウ理論と押し安値の関連とは?
はじめに、押し安値は現在の相場のトレンドに応じて更新されていくものである。押し安値はFXにおいて押さえておいたほうが良い知識である。なぜなら多くのトレーダーがFXのトレンド変換の判断材料として重宝しているからである。



ダウ理論もトレンド変換の材料として利用するため、押し安値の知識を結びつけることでより正確にトレンド変換を予測が可能です!
ダウ理論とグランビルの法則とは?わかりやすく解説
ダウ理論の知識だけでもFXに使えることができる手法だが、ダウ理論の他にもFXに使用することができる法則というものが存在する。
それはグランビルの法則というものである。
グランビルの法則は売買判断をする時に非常に利用される手法である。
ダウ理論は波動の形状を利用する。しかし、グランビルの法則は移動平行線を利用する点である。
ダウ理論の勉強方法とは?効率的に勉強する方法は?
ここまでダウ理論などについての情報を羅列してきたが、もっと効率的に勉強する方法としてお勧めしたい方法がある。
それは、FXにおける正しい情報のインプットとアウトプットを反復して精度を高めていくことである。
FXについての正しいインプットができていない場合、アウトプットも間違ってしまう恐れがある。この課題を解決するため、このメディアを使って正しい情報をインプットをすることをお勧めする。
そして正しくインプットした情報をチャートに落とし込んで理解を深めることが非常に重要である。
そしてこの記事で記載されている知識であるダウ理論の6つの原則についての知識を実際の分析チャートに落とし込むことで理解を深める事ができる。
さらに、先行期、追随期、利食い期が具体的にどこまでを指すのかを自分の中で意識をする事で分析チャートの精度が高まる。
このように、この記事で説明したダウ理論の正しい知識をインプットをして、アウトプット先として実際の分析チャートに落とし込むことで、より効率的にダウ理論についてを効率的に勉強する事が出来る。
まとめ
ダウ理論とはダウ理論の本来の用途としては株式の相場の分析をするために構築された理論であるが、FXの分析としても転用できる理論のため、現在も多くのトレーダーからも利用されている。
- トレンドには「先行期」「追随期」「利食い期」の3つの段階が存在する。そのトレンドにも「短期トレンド」「中期トレンド」「長期トレンド」の3つの段階が存在する。
- FXを利用することで先行期を過ぎた追随期になったとしてもそれに追いかける形でエントリーをすることができれば利益を生み出すことが可能である。
それでは良いトレードライフを。




